▼ 酸化防止剤ってどんなもの?

酸化防止剤

酸化防止剤という言葉を聞いたことがありますか?
酸化防止剤とはその名の通り、食品の酸化を防ぐ働きをしています。
酸化防止剤が入っていない食品を、長時間置いていた場合の例をあげたいと思います。
酸化は、食品の変質や劣化の原因として、微生物による腐敗がほとんどといわれています。
その他にも、空気中の酸素によって起こる食品の酸化もあります。
特に油脂食品などが酸化されると、色や風味が悪くなり、その酸化によって生じた過酸化物による消化器障害を引き起こすこともあります。
また、栄養面の低下の原因にもなるでしょう。

酸化防止剤が入っていると、不飽和脂肪酸などの有害な過酸化物の生成を防ぎ、食中毒を防止します。
その他にも、ビタミンなどの酸化による分解を防止し、発がん物質や変異原性物質の生成を防止、活性を抑制する働きをします。
こうした酸化による、品質の低下を防止するのが酸化防止剤です。
添加物と聞くと、悪いイメージばかりが、つきまといますが、多少なりとも含まれていないと、いけないようですね。

酸化防止剤の種類にはさまざまのものがあります。
大きく分けると、水溶性酸化防止剤と脂溶性酸化防止剤の2つに分類されます。
水溶性酸化防止剤には、アスコルビンサン類、エリソルビン酸類、亜硫酸塩類などがあり、食品の褐変などの変色や、乾燥果実の変質を防ぎます。
そして脂溶性酸化防止剤は、香辛料抽出物があり、働きとして食品の酸化を防止し、食中毒を防ぎます。

主な酸化防止剤のひとつとしてL―アスコルビン酸と言うのがあります。
ビタミンCとして、栄養強化の目的で使用される場合もあります
デンプンを加水分解して得られるブドウ糖を原料として、発酵により製造されます。水に溶けやすい性質で強い還元作用があり、褐変、変色、風味の劣化などを防止する働きがあります。
使用対象食品として、果実加工品、漬物、そう菜、パン、缶詰などがあげられます。

その他にもミックスコトフェロールという酸化防止剤があります。
別名、ミックスビタミンE、抽出トコフェロール、抽出ビタミンEといわれています。
主な対象食品は、油脂類、油脂含有食品、菓子類などです。

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