▼ 保存料にはどんなものがある?

昔日本では、食品を保存する方法といえば、塩やスパイス、砂糖などを使って生活してきました。
しかし現在では、文明の発達により食品添加物を加える事によって、長期保存以外さまざまな働きがあります。
保存料は、食品の腐敗や変敗の原因となる微生物の増殖を抑制し、保存性を高める添加物です。
そして、有害細菌の繁殖を抑制し、食中毒の予防にもなります。
また、食品の本来の味などを、損なうおそれもありません。
その他にも、効果を上げる方法として、低温貯蔵があります。

保存料の種類には、有機酸とその塩類、有機酸エステル類、天然植物成分抽出物およびその分解物などがあります。
有機酸とその塩類は、主にマーガリン、しょうゆなどに使われ、有機酸エステル類は、ソース、天然植物成分抽出物およびその分解物は、惣菜など一般食品に使われる事が多くなっています。

主な保存料を紹介していきます。
まずは、安息香酸ナトリウムです。
水によく溶け、カビ、酵母、好気性菌に対して増殖を抑える働きがあります。
エゴノキ科アンソクコウノキの樹脂にも含まれていますが、現在では化学的に合成されているのがほとんどです。
食品のpH値が低いほど、効力を発揮します。
使用されている食品は、マーガリン、清涼飲料水、シロップ、しょうゆなどです。

次にしらこたん白抽出物です。
何かちょっとかわいらしいネーミングですよね。
サケ科サケの精巣のしらこから、成分を取り出し、中和して製造したものです。
水溶性で耐熱効果があり、耐熱性芽胞菌を増やすのを防ぐ作用があります。
しかしカビや、酵母に対する効果は期待できないでしょう。
使用されている食品は、デンプン系の食品、魚肉ねり製品、調味料などがあります。

他にソルビン酸カリウムがあります。
水溶性で、カビなどの好気性菌の抑制します。
しかし、殺菌などの効果は認められません。
使用されている食品は、魚肉ねり製品、食肉製品、つくだ煮、煮豆があります。

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